ナイキ
1972年に、フィル・ナイトが設立。社名の由来はギリシャ神話の勝利の女神「ニケ」(Nike)であると言われている。NIKEの成功には、ビル・バウワーマンとフィル・ナイトのタッグが大きく影響した。
バウワーマンはジョギングをアメリカに紹介し、大学でトラック競技とフィールド競技における独自のトレーニングプログラムを作り上げたオレゴン州立大学の陸上コーチ。一方フィル・ナイトはバウワーマンの指導下の中距離ランナー、オレゴン州立大学では会計学を専攻していた。
天才中距離ランナー、スティーブ・プリフォンテーンはナイキのシューズをミュンヘンオリンピックなど大きな大会で着用、これがナイキのランニングシューズの成功に大きな影響を与えた。プリフォンテーンのカリスマ性と伝説に残る競争心がナイキ(NIKE)のイメージにもつながり、大きく成長した。